さて何でしょう、これ?
1772年 英国ロンドン製 W.T
高さ:7cm デザインは典型的なネオ・クラシカル。液体を入れたものであることは間違いありません。それも、僅か杯一杯分。
注ぎ口が付いていますから、杯ではありませんね。何かの調味料を入れたものだと思いますが、想像の彼方です。
これが何だか分からないなんて、骨董銀器商として、まだまだ勉強が足りませんね。
でも、こうして未知と出会うたびに、思います。古い銀器の森は、本当に奥が深いものだと。